導入事例 CASE
一般社団法人 富士見町開発公社 様
利用サービス
- 個人情報を可視化し、情報取り扱い時の社員の意識を向上
- 個人情報の管理方法をルール化し、属人的な管理から脱却
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左から、本田 忠明 氏 、 窪田 憲一 氏 、名取 貞徳 氏 、名取 金三 氏 、春山 明裕 氏
富士見町開発公社様は、レクリエーション施設運営、公共施設の管理受託業務などを通じて、地域経済活性化および文化向上を事業目的とした一般社団法人です。主な事業として「富士パラ」で知られる「富士見パノラマリゾート」というスキー場を運営をしており、冬はもちろんスキー場として、また夏はゲレンデをマウンテンバイクのコースで活用しているほか、ゴンドラ山頂駅周辺にある山野草公園や入笠湿原は多くのハイキング客でにぎわっており、日々多くの個人情報を取り扱っています。
今回、個人情報検索・管理ツールの「PCFILTER」を採用した経緯と導入効果についてお話を伺いました。
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導入経緯 情報保護対策の必要性は十分に理解。 しかし何から手を付ければ良いかわからなかった。導入の経緯について教えてください。
沢山のお客様がご利用になる施設を運営しているからこそ、個人情報保護の必要性は十分に理解していました。しかし、自分たちだけでは個人情報管理のノウハウが不足しており、何から対策し始めれば良いかわからない状態の時にPCFILTERをご紹介頂き、検討を開始しました。
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評価基準 情報検出速度と管理者による状況管理機能を重視個人情報保護のための製品選定基準について教えてください。
当社はユーザが使用する端末によって個人情報に該当するデータ量に差がある環境ですが、そんな環境でも即座に検出できる性能と、管理者が全体の状況を把握するための管理機能が使いやすいことが選定の条件でした。ツールを導入したとしても、処理が遅くて使いづらければ業務に支障が出て使わなくなる可能性がありますし、また、管理機能で全体の状況を把握したり管理ができなければ、状況確認や対策が各ユーザ任せになってしまいますので、検出速度と使いやすい管理機能は必須条件でした。
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選択した理由 情報検出速度の速さと管理機能に満足PCFILTERを選んだ理由を教えてください。
評価運用において、PCFILTERはデータ量の多い端末であっても通常業務に影響を与えることなく、即座に個人情報を検出することができました。これなら実際の使用においても問題なく個人情報管理ができるだろうと実感できました。管理機能では、各端末が保有する個人情報のリスト表示はもちろん、情報保護アクションのログも確認できるので、情報管理が とても楽になりました。部署ごとに権限レベルを変えて管理者を設定することができる点も使いやすいと感じています。
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導入効果 保有状況の可視化による安心感導入後どのような効果がありましたか?
これまでも個人情報の取り扱いには気を遣って業務を行っていましたが、どうしても管理が個人任せとなってしまい、個人を信用して任せるしかありませんでした。しかし、ツールで検査レベルを統一できただけではなく、属人的な管理から脱却し、システマチックな管理に移行できたことは管理や監査の面で大きな進歩です。これで大事な個人情報を保護しながら安心して本来の業務に集中できるでしょう。
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今後の取り組みについて今後の取り組みについてお聞かせください
PCFILTERは使いやすく奥が深いツールだと思っています。今後はより当社のスタイルに合った使い方ができるように、新しいルール策定を模索していきます。とはいえ、ツールを扱うのは人ですので、皆が同じレベルで情報管理を継続できるように意識レベルを高く保つ必要があります。そのために、新人や中途入社者などを含め全社員への個人情報保護教育を継続して行っていきます。
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今後の期待について弊社や製品への期待についてお聞かせください
運用を進める上で便利な使い方や操作方法など問い合わせることもあると思いますが、これまでどおり丁寧なサポートやアドバイスなどを頂けると大変助かります。
ご期待に応えられるよう頑張ります。どうもありがとうございました。