導入事例 CASE
株式会社クエスト 様
利用サービス
- スパムフィルターの精度とコストパフォーマンスの高さを実感!
- バーチャルアプライアンス版の存在を評価
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写真左から
ITセンター 情報システムグループ リーダー飯田 秀一氏
ITセンター 技術推進グループ リーダー井上 隆治 氏
株式会社クエスト様は、企業向けシステム開発・保守とインフラサービス両輪のサービスを提供しており、特に顧客のシステムライフサイクル全体を捉えた最適な提案とシステムの実現を強みとしています。社内情報システムは、自社データセンターに構築したクラウド環境上で全てのシステムが稼働し、同様に電子メールシステムも外部への委託は行わずにクラウド環境上に構築し運用しています。今回、自社クラウドセンター構築にあたり、株式会社ジランソフト ジャパンの「SPAMSNIPER VA」を導入した経緯と導入効果についてお話を伺いました。
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導入経緯 社内システムのプライベートクラウド化を機にリプレース導入の経緯について教えてください。
導入理由は他社製品からのリプレイスのためです。それまで使用していたスパムフィルターの処理能力不足もあって、
社内システムのプライベートクラウド化を機にリプレイスを行うことにしました。 -
評価基準 スパムフィルターの機能と精度、バーチャルアプライアンスの有無、
製品供給の永続性を重視スパム対策製品の選定基準や、候補製品の比較状況について教えてください。製品の選定にあたっては、二つの視点がありました。ひとつは当社内で使用するにあたって最適なソリューションであること。もうひとつは当社のお客様に自信を持って提案できるソリューションであることです。評価基準は、マルチバイト対応の充実度、フィルタリングロジックに何を使っているかなどのスパムフィルターそのものの性能や誤送信防止関連機能の多様性などの機能面、また、製品の提供形態、つまり、バーチャルアプライアンス(VA)の有無を重視しました。VAについては、アプライアンスのメリットを享受しつつ、リソース割り当ての自由度もありますから使いやすさの面でも重要でした。もちろんコストも重要な評価基準となりましたし、いくら安く導入できてもサポートが終了してしまっては意味がありませんので、製品の永続性についても重視しました。これらの評価基準を基に、スパム対策製品のマーケット統計から上位数社のメジャーな製品と、コストパフォーマンスを売りにしている製品数点をリストアップして比較を行いました。
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選択理由 機能の充実度、採用実績、コストパフォーマンスを高く評価SPAMSNIPERを選んだ理由を教えてください。
先の評価基準をもとに総合的に判断し、最終的には評価機をお借りして実施した運用試験の結果、導入を決定しました。機能の充実度とコストパフォーマンスが優れていましたし、提供形態の多様性、当社はプライベートクラウド化を支援する立場でもありますので、バーチャルアプライアンスの存在は大きかったです。
それから製品としての永続性、日本ではまだメジャーな製品ではなかったので躊躇するところもありましたが、韓国におけるシェアや、当社が導入する直前に、国内の大手インターネットプロバイダや通信キャリアでの採用があったなど、今後の展望というところで安心することができました。最後に企業の開発にかける姿勢といいますか、今後も機能を拡充していくぞ、という意気込みに非常に感銘を受けました。
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導入効果 個別のブラックリスト登録が大幅減少し業務効率が向上導入後どのような効果がありましたか?
現在の環境はアカウント数で1,000件弱、メール流量は5,000~10,000件/日、ドメイン数は1つです。システムとしてはSPAMSNIPER VAを、冗長化した仮想DMZ環境に配置、プロキシ型にて使用しています。以前使用していた製品と比べてスパムフィルターの精度は格段に向上しました。以前は検知できなかったものを、個別にブラックリスト登録をしていたのですが、その必要は殆どなくなりました。それから、誤送信防止機能については試験運用を始めたばかりですのでまだまだこれからですが、こちらも期待しています。
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システム構成図今後のSPAMSNIPERへの期待をお聞かせください。
これは我々も頑張らなければならないところですが、ますますの機能拡充と、国内でのシェアを拡大し日本においてもメジャーな製品になって頂きたいと思います。
ご期待に応えられるよう頑張ります。どうもありがとうございました。